迷いとこれからやること

今、将来について悩んでいる。

コンピュータ理工学部学部3年の自分。もともとこの大学に入ろうと思った理由は、あらゆる産業にITというレイヤーが入ってきているから。これまでの義務教育下では、ITについて学ぶ機会が全く無かった。「コンピュータはなぜ動いているのか」「プログラミングはどうやるのか」「今後、どのような技術が伸びていくのか」など根底にある概念から最新のアプリケーションまで、この分野のあらゆることが疑問だった自分は、単に文系学部に入って友人と遊ぶ毎日を楽しむのではなく、これからの社会を創っていくことを楽しもうと考えていた。

大学入学後は、期待していたトピックについて大学の授業であらかた概念を学術的に学べた。また、大学の授業がクソな場合は、ITの分野でも自分で調べて学べば社会に役立つ技術を身に付けることができ、ハッカソンインターンを通じて、実際にモノを作れることがわかった。大学の授業では学べないビジネスについては、ビジコンを通して起業にあたる資料の作成方法やどのようにしてVCから資金を調達するのかを知った。今の社会を動かしている人たちと様々なイベントで出会い、話をしてきた。

これらはすべて「いかにして今の社会が創られているのか」を知るためにやってきた。
自分もそうした人たちと同じように「これからの社会を創っていく」ためには、どの切り口で挑んでいくのかを決めて実際に行動を起こすだけ。
ここまで自分のやりたいことを整理するために2年使った。

んじゃ、これから具体的には何をやる?

この回答が見当たっていない。
実際に何かしらアクションを起こしたいのだが、何をするべきか考えられていない。
これが、今悩んでいる原因。

その間に周りの環境も刻々と変化してきた。
これまで高校と同じように授業を受けるのではなく、研究室に配属して実際に研究を行っていかなければならない。
自分はアプリケーションをつくる研究ではなく、その根底にある概念を創っていく研究室を選んだ。
理由はこれまで数年間学んできた数学を実社会に役立てるため。

しかし、本当に自分のやりたいことはそこにあるのか、とても疑問。なぜなら、もともとやりたいことは「これからの社会を創っていく」こと。
このためにもっともっと自分は人とのつながりを拡げ、人を動かす政策を議論し、実社会に役立てることが今、自分のやりたいことではないかと気づき始めているから。

もちろん、研究をしてこれまでになかった画期的なアイデアを世界へ提案することもやり甲斐があるし、個人としての実力も確かなもので他の人に対しても分かりやすい実績が身につくことは承知している。しかし、自分はアイデアの先にある「人の存在」を大切にしたい人間で、大局的に物事を見たいと考えてしまう。そのために具体的にはどんなことをやりたいのか、それはまだ探している。